コラム
2025/06/01
【浜松市 リフォーム】マンション内装を明るく変えるコツ
浜松市・磐田市・湖西市にお住まいの皆様、こんにちは(*’ω’*)
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マンション内装を明るく変えるコツ:自然な光と色の魔法
都市部を中心に多くの人が暮らすマンションは、構造上どうしても自然光が限られてしまうことがあります。
特に北向きや隣接する建物との距離が近い場合、「部屋が暗くて気分まで沈みがち…」という悩みは少なくありません。
しかし、工夫次第で明るく開放的な空間に生まれ変わることも可能です。
本コラムでは、マンションの内装を明るくするための具体的なアイデアやポイントをご紹介します。
1. 色の力を活用する:壁・床・天井を明るく
■ 基本は「白」をベースに
白は光を最も反射する色です。壁や天井を白系にするだけで、照明や外光の明るさを部屋全体に拡散させる効果があります。
特にマットな純白ではなく、少しアイボリーやクリームがかった「ウォームホワイト」にすることで、冷たすぎない優しい印象を演出できます。
■ フローリングや家具の色も重要
床材は明るめのオーク系やバーチ系を選ぶと、全体のトーンが軽やかになります。
ダークブラウンは高級感がありますが、光を吸収するため部屋が暗く見えがちです。
家具もナチュラルウッドやホワイト、ライトグレーなど、光を反射する素材やカラーを意識しましょう。
2. 照明計画を見直す:複数の光源で立体的に
■ 「一灯主義」から「多灯分散」へ
日本の住宅では、部屋の中央にシーリングライト1つというケースが多いですが、それだけでは陰影がはっきりしすぎて暗い印象になります。
部屋のコーナーや壁際に間接照明やスタンドライトを配置して、複数の柔らかな光で包み込むように照らすと、空間に奥行きが生まれます。
■ 昼白色と電球色のバランス
照明の色温度も大切です。
自然光に近い昼白色(5000K前後、Kはケルビンと読み色温度を表します)はすっきりと明るく見せ、電球色(2700K前後)は温かみをプラスします。
日中は昼白色、夜は電球色に切り替えられる調色機能付きのLED照明もおすすめです。
3. 自然光を最大限に取り込む工夫
■ カーテンは「透け感」を意識
厚手の遮光カーテンだけでは光を遮ってしまいます。
日中はレースカーテンだけで過ごせるよう、UVカット加工されたものや、やわらかく光を通す素材を選びましょう。
カーテンレールの位置を高くすると、視線が上がり天井が高く感じられます。
■ 窓周りの整理整頓
窓辺に背の高い家具や観葉植物を置きすぎると、自然光が入りにくくなります。
可能な限り窓の周辺はすっきりと。観葉植物を置く場合は、葉が広がりすぎない種類を選ぶとよいでしょう。
4. 鏡とガラスの活用
鏡は光を反射し、空間を広く見せる魔法のアイテムです。
窓の向かいに大型ミラーを設置することで、外からの光を部屋の奥まで届けることができます。
姿見のほか、ミラー付きの家具やガラステーブルも光の拡散に役立ちます。
5. 配色とアクセント:小物で明るさを演出
■ クッションやラグで色を差す
全体が白っぽいと味気ない印象になってしまうため、小物でアクセントカラーを取り入れましょう。
明るい黄色やミントグリーン、パステルブルーなど、爽やかなトーンが効果的です。
季節によって色を変えるのも気分転換になります。
■ アートやポスターも効果的
明るい色調のアートやグラフィックポスターを飾ることで、視線が上に向かい、空間にリズムが生まれます。
額縁もシルバーやホワイトにすると、より軽やかな印象になります。
6. 収納で「見せない」整理術
明るく感じる空間には「整理整頓」も欠かせません。部屋が雑然としていると光の通り道がふさがれ、暗く感じてしまいます。
収納家具はなるべく壁と同じトーンで揃えると圧迫感が少なくなり、空間に一体感が生まれます。
7. DIYやリノベーションの工夫
■ 賃貸でもできる簡単DIY
賃貸マンションでも、貼ってはがせる壁紙や床材を使えば、簡単に内装を明るくリメイクできます。
明るい木目調やホワイト系のデザインがおすすめです。
■ 思い切ってリノベーション
築年数の経ったマンションであれば、リノベーションも選択肢の一つ。
壁を抜いてLDKをひとつの大空間にしたり、採光窓を室内に増設するなど、構造に合わせたプランで明るさと快適さを両立できます。
まとめ:小さな工夫が大きな変化に
マンションの内装を明るくするには、大がかりな工事だけでなく、ちょっとした色使いや照明の工夫、家具の配置の見直しでも十分に効果を感じられます。
毎日過ごす空間だからこそ、自分らしい明るさで満たされた部屋作りを目指したいですね。