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本日3月18日は「点字ブロックの日」です。

1967年(昭和42年)のこの日に、岡山県岡山市の国道250号線・原尾島交差点にて

世界初となる点字ブロックが敷設された事から岡山県視覚障害者協会が記念日に制定しました。

この国道250号線・原尾島交差点に敷設されている点字ブロックは岡山盲学校の近くにあり、

「点字ブロック発祥の地」のモニュメントが設置されています。

出典：地域情報サイト「まいぷれ」

 

そんな「点字ブロック」について調べてみたら興味深い内容がいくつか出てきたので、

本日はそちらを紹介していきたいと思います！

 

○点字ブロックの正式名称

よく「点字ブロック」といいますが、正式名称は「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。

1993年に公布された福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律で名称が定義されました。

 

○点字ブロックの種類

点字ブロックには下記の2種類があります。

・誘導ブロック(線状ブロック)

進行方向を示す点字ブロックで、線が並んだ形をしているため「線状ブロック」とも呼ばれます。

視覚障がいを持つ方がブロックの突起を足裏若しくは白杖で確認しながら突起の方向に

従いながら進むことができるように設置されています。

・警告ブロック(点状ブロック)

危険箇所や誘導対象施設等の位置を示す点字ブロックで、点が並んだ形をしているため

「点状ブロック」とも呼ばれます。

階段前・横断歩道前・誘導ブロックが交差する分岐点・案内板の前・障害物の前・駅のホームの端

といった場所に設置されており、その名の通り注意するべき位置を示します。

 

○点字ブロックが黄色い理由

視覚障がいを持つ方の中でも、残存視覚を有する「弱視者」の方のために黄色になっています。

「弱視者」の方は点字ブロックの色を識別して歩く事が多いため、

道路との対比で目立ちやすい黄色が採用されたという事です。

 

○海外の点字ブロック

日本が発祥の点字ブロックは海外を渡って、世界中の国で点字ブロックが敷設されています。

しかし、点字ブロックは全世界どこでも黄色ではなく、国によって白やグレー等と違います。

主な理由としては町並みを重視する規定や歴史的な遺産の景観への配慮が挙げられます。

 

以上が点字ブロックに対しての基礎知識となります。

普段何気なく街中や道路で見かける点字ブロックですが、こういった視点で

見てみるとまた違った見方になってくるかと思います。

視覚障がいを持つ方のために点字ブロックの上に立ったり自転車を置いたりといった事は

最低限しないようにしたいものですね。

 

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