スタッフブログ
2020/03/08
屋根の形状について③
浜松市にお住まいの皆様、
かえるHOMEホームページをご覧の皆様、こんにちは!
いつもご覧頂きありがとうございます<(_ _)>
本日3月8日はその語呂合わせにちなんで、多くの記念日が存在します。
・みつばちの日 ※みつ(3)ばち(8)
・さばの日 ※さ(3)ば(8)
・ビールサーバーの日 ※ビールサー(3)バー(8)
・みやげの日 ※み(3)や(8)げの日
・散髪の日 ※さん(3)ぱつ(8)
・スリッパを楽しむ日 ※スリ(3)ッパ(8)
・町家の日 ※まち(3月⇒March⇒ま(ー)ち)や(8)
・miwaの日 ※mi(3)wa(8)
さて、本日も引き続き屋根の形状についてのお話をしていきます。
よろしければ前回、前々回の記事もご覧ください。
入母屋屋根(いりもややね)
切妻屋根と寄棟屋根が融合したような形状の屋根です。
社寺建築に多く用いられ、神社やお寺によく見られます。
また、農村地域の一般和風住宅でも多く採用されています。
日本の風土によく馴染むだけでなくどっしりとした造りは耐風性や断熱性の高さを誇りますが、
屋根構造が複雑で高い施工技術が要求され、リフォームが大変なため減少傾向にあります。
錣屋根(しころやね)
寄棟屋根の上に一段の区切りをつけて切妻屋根を乗せたような外観の屋根です。
寺院建築の中でも特に古い屋根構造で、大阪府の四天王寺に用いられています。
バタフライ形屋根(ばたふらいがたやね)
屋根の端の方が高く中央が低くなっており、その名の通り蝶々のような形の屋根です。
雨水が屋根の内側に溜まりやすく雨漏りのリスクが高いため、基本的には採用されません。
しかし、北海道では無落雪屋根として採用しているお家がよくあるそうです。
また、長野県にあるペイネ美術館がバタフライ形屋根を採用した建築物として有名です。
のこぎり屋根(のこぎりやね)
片流れ屋根が連なった形状の屋根です。
昔の工場は電力供給が不安定だったため、採光面積確保の都合でよく採用されました。
電力供給の安定した現在では、凹んでいる部分からの雨漏りのリスクが高いために
わざわざ採用される理由のない屋根形状で見る機会も殆どないかと思われます。
群馬県桐生市では「のこぎり屋根工場跡地」が観光名所として保存されており、
年間430万人もの人が訪れるそうです。
招き屋根(まねきやね)
切妻屋根の一方を長くしてもう片方を短くした、段違いの屋根形状です。
またの名を差しかけ屋根とも言います。
屋根裏のスペースを多く取ることができ、換気性・断熱性・耐風性も良くて、
それでいてシンプルな造りなため施工費用も安く済みます。
現在、最も弱点の少ない優れた屋根形状だと言われています。
これにて以上となります!
全3回にわたって様々な屋根の形状を紹介してきましたがいかがでしたか?
皆様のお住まいになっているお家がどんな屋根形状かを知ることで
リフォームやお手入れの参考の1つにでもなれば嬉しく思います♪
最後までご覧頂きありがとうございました!
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