スタッフブログ
2017/08/05
台風前に
台風5号が接近していますね。奄美地方では記録的な大雨となったようです。
最も台風が多く発生するのは8月とのことです。私はてっきり9月だと思っていました。
今日はここで台風前の備えとして屋根(カラーベスト等)の棟板金について書かせて頂きます。
まず棟板金とは下の写真のものの事です。この部分がよく台風の時に風に煽られ外れて飛んでしまったりします。
それにより雨漏りの心配もありますが、なんといっても人や物・車に当たってしまうと大変危険です。
なぜ外れてしまうのかというと
このように板金の下地には木材が使われているのですが、その木材が劣化しており、板金と木材とを止めている釘が全く効いていないからなのです。庭から見上げたり、屋根に上ってパット見た感じでは異常がないように見えても板金の下はこのように痛みがある場合が多々あります。
ここまで傷んでいると板金は落ちない程度に被さっているに過ぎません。
外れて飛んでしまってからでは遅いので早めの点検や手入れをして台風に備えることをお勧めします。
修繕の方法としては
①既存の板金と下地を撤去する
②新たに木材で下地を作る
③新たな板金を取り付ける
※板金の重ね目にコーキングを予め打ってから板金を重ねてもらうとより良いです。(写真がなくすみません)
※板金は釘でなくビスで止めてもらう(ビスの方が強度が高いです)
以上の工程で修繕はバッチリです!
もちろん、かえるHOMEでも施工は行っておりますので点検だけでもお申し付けください。
万全の準備をして台風シーズンを乗り越えましょう!